内出血を防ぐには

日々、ヒアルロン酸やボトックスの注射の話をしているときに、患者さんに聞かれる質問・・・

「内出血おきますか?」

 

ええ、ええ、そうですよね、ばれたくないですもんねべびー

明日から仕事だし・・・

友達にもばれたくないし・・・

旦那さんにはレーザーしてるって言ってるけど、注射は嫌がられる・・・

ばれないに越したことはありません。

 

当院ではできるかぎりの努力をもって、注射させて頂いています!!

それでも、内出血してしまったらごめんなさいえーんというしかなくて・・・、すみませんアセアセ

 

まじかるクラウン努力1 細い針を使う!

ボトックスなどに用いる注射針は、一般の病院で採血に使う針に比べて、

こんなに細くて繊細なものを用いていますグラサン

ボトックスの注射をした後に

刺されたのに気が付かなかったのか、

「先生、ボトックスまだ打たれてませんけど・・・」といわれることもあり、

痛みも随分緩和されているようです爆 笑

矢印通常採血に使う針

 

まじかるクラウン努力2 先の丸い針を使う!

ヒアルロン酸の注入には、このように先が尖っていない鈍針(どんしん)と呼ばれるものを用いています。

先端が丸くなっているので、血管を突き刺してしまうリスクが少なく、

先端の手前にある孔からヒアルロン酸がでてくるようになっていますグラサン

 

まじかるクラウン努力3 血管を確認する!

静脈可視化装置「スタットベイン」を使用し、皮下の血管を確認して、

注入ポイント決めています。
スタットベインは上から光をあてると皮下の血管などの位置を確認出来る装置です。

小児科など、血管が見えにくい患者さんの採血や点滴の際に血管を探すために用いられる医療器具ですが、当院では血管を避けるために用いています。

この様に皮下の血管が見えますびっくり

 

まじかるクラウン努力4 冷やす!血管収縮剤入りの麻酔を併用する!

冷やすことで、血管が収縮し、針が刺さりにくくなります。

また、ヒアルロン酸注入の時には、

血管がキュッとしまる薬剤が添加された局所麻酔薬を打ってから、

先ほどの鈍針で皮下を進んでいきます。

針を刺す周辺の血管がキュッとなるので、血管を刺しにくくなります。

ヒアルロン酸注射をしたあと、針の入った点が白っぽくなっているのはこのせいです。

二時間くらいは白いですが、徐々にもとに戻りますし、

メイクでカバーできる程度だと思います。

左少し白くなっています

 

まじかるクラウン努力5 解剖学の知識!

フィラーを行う上で、主要血管の走行など解剖学を知っていることはとても重要になります。

我々形成外科医は、大学病院で基礎から解剖学を学び、交通外傷や再建の手術で直接血管及び神経の走行を確認しながら手術ナイフを行ってきた経験があります。なので、注射をしながらもその皮膚の下の構造を3Dで見てるようなイメージで注射をしているのです。虫めがね

 

それでも、目周りなど血管が豊富な所は、

米粒ほどの内出血が起きてしまうこともありますショボーン

その場合は、内出血が早く治るクリームなどを差し上げてます。

 

以上、副院長 篠田でしたおすましペガサス

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