今日もいいお天気ですね
紫外線が強い時期ですが、
『今日からGWでお休みだし……
』
『忙しいので、なるべく来院回数を少なくしたいから…
』
『他のレーザーで効かなかったから……
』
『できるだけ早くこのシミとお別れしたい
』などの理由から、
強めのシミ治療、Qスイッチルビーレーザーをする方がいらっしゃいます。
Qスイッチルビーレーザー後は、7-10日でかさぶたが取れ、ピンク色の肌になるので、
その間は日焼けに注意が必要です
日中外出することが多かったり、日焼けしやすい方、
日焼け止めを塗っているつもりでも、汗で落ちてしまうので、塗り直す機会がない方には
シールを貼るのもよいかもしれません

ちょうど、色々な商材があったので、試してみました
フィルモア
UVブロック率97%。
防水加工で肌を守り、水にぬれても効果が落ちず、摩擦などの刺激からも防御します。
医療現場でも使用されているそうです。
卵の薄皮の1/10の薄さである7ミクロンの透明フィルムです。
直径1.5㎝ 40枚で5000円

はるコスメ(傷用)
こちらも直径1.5㎝と、同じ大きさで、12枚で980円
桜木町駅前のコレットマーレの1F、アインズトルぺで購入しました
台紙が猫の形で可愛いですが、シール自体は円形の透明のものです

2つを腕に貼ってみました

台紙をはがすとこんな感じです

よく見えない……

でも、二か所貼ってます。
ついでに、すでに当院で取り扱っている茶色の医療用テープ(3M マイクロポア)と
『エアウォール』というロールタイプの遮光フィルムも一緒に貼ってみました

「このまま耐久実験をして、日焼けしたら、白水玉が腕に点在するのか……

」と思い、
エアウォールはハート形に切って貼ってみました


(ハートでも恥ずかしいと思うけど

)
『エアウォール』と『フィルモア』は同じ7ミクロンの薄さが売りなようで、
『もしや……』と思って調べたら、発売元は一緒でした

光の反射具合、腕を動かしたときにシールによるシワも似ています。
『フィルモア』はロールをいちいち切らなくて済むということが、メリットでしょうか

角が丸く切られているので、四隅から剥がれてくるのを防げるというのも、
円形タイプのメリットでしょうね

しかし、今日Qスイッチルビーレーザーをした人は、1.5㎝以上のシミの大きさでした

ということは、やっぱり
『エアウォール』のほうが頻用性が高そうです

安いし……

意外に良かったのは、『はるコスメ(傷用)』で、『フィルモア』よりもテープが厚いせいか、
テープのシワができにくく、ファンデをのせた時に光らずマットな質感で、
目立ちにくいように感じました

「キズに貼って化粧ができる世界初の傷テープ」とパッケージに記載されている通り
化粧する前提で開発されているのでしょうね

医療用テープ「優肌絆」を作っている会社が、京都大学の皮膚科の先生と開発したものだそうです

茶色の紙テープ(『3M マイクロポア』)は、20年以上前位から医療現場で使用されており、
見た目は微妙ですが、はがれにくいというところがメリットです

形成外科の手術後にもお勧めしており、かぶれない人であれば、3-7日貼りっぱなしにしていました。お子さんの術後の傷など、見た目よりは、毎日張り替えるのがおっくうな時にはいいですね

紫外線防御率に関しては公表されていませんが、術後の子供がひと夏を超えて、
外来にくると、他は真っ黒だけど、テープを貼っていた部分は真っ白というパターンをよく見ていたので、同じくらい紫外線防御はできていると思います

色々書きましたが、何も貼りたくない方はHQコンシーラーなどで厚めにお化粧して、
レーザー後の日焼けを防いでください

HQコンシーラーはSPF50、PA++++で、美白剤であるハイドロキノンを2%含有し、
日焼け防止をしながら、美白することができ、患者さんにも好評です

では、皆さまよい週末をお過ごしください
篠田でした
HQコンシーラー ¥3500
エアウォール(25㎜x3m) ¥1000
茶テープ 太 ¥500 細¥300