

医局にいたころは大変お世話になった相原教授は、現在聖マリアンナのリニューアル計画の室長を任命され、日々各科や事務方、設計業者さんと打ち合わせをしているようです。
これから数年かけて、現在ある建物の解体・入院棟の建設を行っていくそうです
後輩の菅谷先生は、講師になられて、医局を引っ張っていく存在になっていました
ワイヤーによる巻き爪の治療、PRP(多血小板血漿)や陰圧閉鎖療法による難治性潰瘍の
治療方法についてご講演下さいました
ユーモアを交えてお話しして下さって、とても面白かったです
最後に、梶川教授が乳房再建のお話し
聖マリアンナ医大は元々、乳腺外科が有名で、大学病院の中では全国トップの症例数を
誇っています。年間700例ほどのオペがあり、その半数が乳房全摘なので、
その再建を形成外科が担うわけです
以前にも書きましたが、乳房再建にはシリコンバッグを挿入する方法や、
自分の背中やお腹の筋肉をもってきてオッパイにする方法があります。
背中やお腹から肉を持ってきた場合、
オッパイにパッチワーク状の縫い後が残ってしまうのですが、
『それでは再建した乳房とわかってしまう』と梶川教授は縫い跡がなるべくわからない方法を工夫していらっしゃいました。
そのような方法をとっている病院は全国でも少なく、パッチワークの傷跡が残る方法の
手術を行っているところが90%だそうです(私も残るのが当たり前だと思っていました)
術式もどんどん進化しているんですね~。
「私も乳がんになったら、聖マリでオペしてもらおう』と思いました。
後輩がいて、恥ずかしいけど……
現在、聖マリの西部病院を担っている後輩の岩本先生と、医局の秘書さんと、
講師になった菅谷先生
こちらは、前教授の熊谷先生癒されます
培養表皮のオペを沢山一緒にやらせて頂きました
しばらく入局者がいなかったのですが、ここ数年は毎年入局希望者がいるそうです
よかったですこれからも益々発展していくといいですね
篠田でした