形成外科ってどんな科?

 

皆さん、形成外科という科をご存知ですか!?

整形外科ではないですよ!!形成外科ですおーっ!

 

整形外科は、街中でも「○○整形」というクリニックがあるので、

捻挫や骨折、腰痛があったら、「あそこへ行けばいいのかなぁ~うーん

と思われるかもしれませんが、

「○○形成外科」と掲げているクリニックは少ないので、ご存知のない方が多いと思います。

 

先日、うちの子が中学受験の摸擬面接を撮った動画を、

塾の先生が送って下さったのですが、実の子供でさえ、笑顔で

「母は整形外科の医者です音符」と答えていましたぼけーもやもや

「ちがうよ~にやりちがうよ~にやりお母さんは骨折の治療とかしてないよぉ~ガーン」と一人ツッコミ、

笑ってしまいましたが、「似てるけど、形成外科なのえー?」と諭しておきましたグー

 

そんな知名度の低い科ですが、院長も寺部先生も私も、形成外科の出身ですハサミ

こちらの形成外科手術書は、昭和大学の初代教授鬼塚先生が執筆された

日本で初めての形成外科の教科書です本

私が大学病院にいたころに購入したものなので、第3版ですが、

去年、第5版が出版されたようです。時は流れているのね……時計

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形成外科では傷や変形をきれいに治すことを目的とし、

顔や手足など身体表面のケガ、顔面骨骨折、やけど、あざ、腫瘍、先天異常、皮膚潰瘍、

ガン再建、乳房再建、美容医療などを主に行います病院

 

私が所属していた聖マリアンナ医科大学の形成外科は、培養表皮が有名だったので、

ヤケドの痕や、獣皮様母斑、尋常性白斑の患者さん達が全国から来ていました新幹線

また、乳房再建で有名な先生もいらしたので、

乳がんでオッパイがなくなってしまった患者さんも、全国からいらしてました飛行機

他にも、先天的に指が多いお子さんや、赤あざや青あざがあるお子さん、皮膚の腫瘍や

床ずれもみていましたし、熱傷センターがあったの全身のヤケドもみていました。

 

得意分野は綺麗に傷を治すことなので、昨日の写真のように使う糸も細く、

細かく縫っていくところが特徴ですニコ

普通の外科の先生が、3針で縫う所を(もしくはホチキスで留めてしまう所を)、

形成外科の医師は倍以上の針数をかけて、チマチマ縫っていきます。

 

そのため、よく患者さんに「先生、何針縫ったんですか??」と聞かれますが、

細かく縫えば針数は増えてしまうので、質問自体がナンセンスですガーン

交通事故で顔がひどい状態の患者さんを、形成外科の医師が縫うと

「50針くらい縫いましたよウシシキラキラ」なんてこともザラにあるわけですアセアセ

ですので、そのような質問には「細かく縫うので、針数は多いですけど、○cm位の傷ですよ」

とお答えしています。

 

美容整形という言葉から、整形外科!?と混乱しやすいのですが、

美容は形成外科でございますうーん

以後、お見知りお気をバイバイ

篠田でしたおすましペガサス

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