Qスイッチルビーレーザー
ルビーレーザーとは?
波長694nmのQスイッチルビーレーザーはメラニンに反応しやすく、ヘモグロビン(血色素)への反応が弱いという特徴をもったレーザーです。シミやホクロなどの黒いものに反応しやすく、毛細血管などの赤みを帯びているものにはダメージを与えにくい性質です。レーザー治療では治療効果を高くすればするほど、色素沈着などのリスクが高くなっていきます。様々な種類のあるレーザーの中でも、ルビーレーザはメラニン色素に効果的に反応をしながらも周辺組織へのダメージを抑えることができるレーザーです。

ジェイメック社製 The Ruby Z1 Nexus
アンジュール横浜クリニックのQスイッチルビーレーザーはJMEC社の最新モデル、「The Ruby Z1 Nexus」を導入しております。独自技術のカライドスコープによりレーザーのエネルギーが均等に分散し、照射面にムラなく伝わります。また照射光は整った正六角形を形成しており、照射のモレや隙間が軽減し、治療後の状態もキレイに仕上がります。
治療経過
Qスイッチルビーレーザーで反応したメラニン色素は徐々に分解、吸収されていきます。照射部位は徐々にかさぶた状になり、7~10日程でかさぶたが自然とはがれ落ちます。施術後1週間は半透明の専用のテープ貼付し、普段よりも入念なUVケアをお願いします。
ホクロやあざの治療は色素沈着が落ち着くのを待って2~6ヵ月間隔で複数回の照射を行います。
アキュチップとの違い
Qスイッチルビーレーザー | アキュチップ | |
---|---|---|
適応 | 薄いしみ、あざ、タトゥー | 濃いシミ、そばかす |
ダウンタイム | あり | なし |
テープ保護 | 原則必要 | 不要 |
治療回数 | 基本的に1回 | 2~3回 |
色素沈着 | 起きやすい | 起きにくい |
ホクロ治療 | できる | できない |